愛情は子宮から湧くとは限らない
どうも!もぎこです。
「VERY」という女性向け雑誌、知ってる?
ZOZOの田端さんをはじめとくにマーケティング業界人のなかにも数多く潜伏しており、NewsPicksの最所さんにいたっては「ビジネス書読むよりVERY読め!」とは豪語するほど
と言われる雑誌。
これについてはまた小分けして別テーマでブログを(きっと)書きたいので、それは追い追い(のはず、きっと)。
このVERYのなかの人気(らしい)コラムを読み読み。論理的であり、感情表現にも富んでいるとのことで、ふむふむ、なるほどたしかに。感情的なほうが気になったので私はそちらに焦点を当ててみる。
以下、コラム文(一部抜粋)
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「愛情は子宮から湧くとは限らない」
■父親
大切なパートナーのお腹の中に、人間が育っているんだ。それは自分が放出した精子が元になってるんだ。うわー、なんかちょっとSFっぽいと思うのかも。
自分の体内にいるわけじゃないから、日々成長する命を実感することはできないな。
■母親
産めば自動的に愛が湧くなんてことはないし、産んでなくても愛情は湧く。男性だって、養親だって。
妊娠したからこそ湧く愛情もある。だからつい、母子は一体で、自分は子どもたちのことは何でもわかっていると思いがちで。でも母親が、子宮に満ちているのは愛情だと妄信すると、我が子を一生子宮から出したくないという支配欲に取り憑かれてしまうこともあるのかもしれない。
よく男性に父親の自覚を持とうというのがあるけど、それはもしかしたら無理なのかも。目の前に人の形で現れた生命体が、名前を持った特別な存在になるのには、時間がかかるのだろう。
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ここから思うことはボヤボヤ。ぽやぽやり。
愛情ってなんだろう。
愛はどこから生まれてくるの? 愛は自動的に産まれてきたりはしない。言われてみれば当たり前だけど、そりゃそうだった。
愛情たっぷりの家庭で育ったら、愛情深い子どもに育つ?
愛情のない家庭で育ったら、愛情のない家庭を自分の過去を繰り返すように、その子どもは作る?
それなら、世界はもっと愛で溢れたり、世知辛い人ばかりで埋め尽くされ…てたりしないんだよね。
犯罪心理学の観点から見ると、残虐な犯罪者は、幼少期に親から愛情を受けなかったという共通因子を持っている。けれども、それは前提条件であるだけで、必ずしもそういう子どもが犯罪者になるわけでもないのだと。
自動で愛は産まれないし、愛情不足も遺伝しない。
愛情は標準装備じゃないのだ。
もぎこの通常ブログ
こういうものは、遺伝します。
https://palon.hatenadiary.jp/entry/2018/11/21/193031