人を見下したくなるこの感情
昨日の続き。
自分が出来ないことを他人が出来ると、相手への尊敬とか憧れ、出来ない自分への悔しさとか劣等感が生まれる。
けど、自分が出来ることを他人が出来ないと途端に、相手に駄目出しや見下したくなる気持ちは一体どこから生まれてきたんだろう。
最近、人の心理の仕組みについて面白い本に出会った。
それを読んでなんとなく。
他人に「期待し過ぎ」てるんだよ。
相手への理想が高すぎるのだ。相手がすごく偉い人に対して、優秀な人に対しては特に。
人生の先輩なら、知識が自分よりも優っていてほしい。
イケメンなら女心をわかっていてほしい。
オペレーターなら私の気持ちを推し量って、察して、スムーズな対応をしてほしい。
勉強も、料理も、家事も、パソコン仕事も、営業も、事務も、運動も、、あれもこれも完璧な人間なんて気味が悪い。スーパーマンかな?
相手に求めるほどのことを、自分は対等に過不足なく差し出せているのかな。
相手が出来ることをすべて、自分は得意で凌駕しているのかな。
相手に期待し過ぎるよりも、自分がその分の穴を埋めるように動いたりできるともっと、きっと世界は変わると思う。
あの人にはガッカリしたよ。
勝手に期待して、自分の理想とちがったら、ダメかい?